静神社(しずじんじゃ)
那珂市静2
山桜
樹齢不明
幹周4.0m
常陸国二ノ宮として称される由緒ある神社。
かつては東国三社「鹿島神宮、香取神宮、静神社」として崇拝されてきたそうです。
神社の隣には有名な八重桜の名所「静峰ふるさと公園」があります。
日本の桜名所100選(茨城県内では日立駅前平和通りとここの2ヶ所)に選ばれているだけあって、この日も公園側はたくさんの観光客で賑わってました。
そんな静峰ふるさと公園の賑わいを横目に向かったのは静寂な雰囲気が漂う静神社境内。
拝殿の右側に県内でも古株のヤマザクラがあります。
残念ながら情報を知ったのが八重桜が満開となる時期だったことから、遅咲きのヤマザクラであってもすでに葉桜でした。
主幹は朽ち果てて若い枝が伸びています。
幹の太さから、昔は相当な範囲に枝を広げていたと想像できます。
その配置から「左近の桜」といえるかもしれません。
神社を囲む樹叢がものすごく、杉や欅の大木が参道を囲んでました。
そのスケールから壮厳な雰囲気を感じました。