弘道館
水戸市三の丸1-6-29
国特別史跡
白山桜
樹齢51年
江戸時代後期、水戸藩第九代藩主、徳川斉昭によって作られた国内最大の藩校が弘道館です。
文武両道を唱えた斉昭公は、後に偕楽園を造園。
徳川家最後の将軍、徳川慶喜は幼少期に弘道館で学び
そして大政奉還後は弘道館で謹慎生活を送りました。
そんな重要な歴史建造物ですが、東日本大震災にて大きく被災。
復旧作業は2014年の3月まで続きました。
今年の一本桜巡りで一番撮りたかった桜です。
復旧工事完了。
なんとか間に合ってくれました。
左近の桜、満開です。
現在の左近の桜は三代目で、昭和三十八年の修理工事完了記念に、宮内庁から「京都御所左近の桜の苗木」が贈られて植えられたものです。
これは偕楽園左近の桜も同様なので、二本は同じ樹齢となります。
震災被害からの修理工事完了を祝うかのように咲き誇る左近の桜。
本当に感動しました。
弘道館正庁
国指定重要文化財
山桜は開花と同時に若葉が芽吹きます。
赤い若葉とのコントラストが美しい桜です。
桜に見入るご夫婦。
見れば見るほど偕楽園左近の桜とそっくり。