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Channel: 茨城一本桜番付 平成春場所
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旧瑞龍小学校の瑞桜

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旧瑞龍小学校の瑞桜(ずいおう)

旧瑞龍小学校
常陸太田市瑞龍町985

染井吉野
樹齢80年
樹高15m
幹周3.5m

1873年(明治6年)に創立された歴史ある小学校が2012年3月、廃校となりました。
しかし2013年4月、瑞桜を訪れる人は絶えるどころかますます人気に。
これからも地域の人々、そして瑞桜ファンによって大切にされていくに違いありません。

AKB48「桜の木になろう」MVのロケ地として一躍有名になりました。
この春の映画「だいじょうぶ3組」にも瑞桜が登場します。

この日は満開ぎりぎりでした。
時折強い風が吹いて撮影が難しかったです。
校庭にはたくさんの花弁が舞っていました。

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撮影 2013年4月

茨城県一本桜巡りトップページ

鷲神社の上溝桜

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鷲神社のウワミズザクラ

鷲神社
那珂市鴻巣1509

上溝桜
樹齢200年
樹高18m
幹周1.5m
根周2.2m

市指定天然記念物

残念ながら満開を捉えることができませんでした。
来年再チャレンジしたい桜です。
花の形状がブラシみたいでとても珍しい上溝桜の巨木です。
これほどまでの上溝桜は日本全国でもなかなかないと思われます。
県内で天然記念物に指定されている一本桜という観点からも大変貴重です。

※参考記事として、茨城町の近藤香取神社の上溝桜


境内には樹齢500年の杉の神木もあって、そちらも天然記念物。
鷲神社、そしてこの地域の歴史の厚さを感じる風景です。

神社の近くには創業180年の木内酒造さんがあります。
大正時代から残る蔵で食べるお蕎麦がたまりません・・・

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撮影 2013年6月

茨城県一本桜巡りトップページ

白鷺神社の山桜

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白鷺神社の山桜

白鷺神社(しらさぎじんじゃ)
常陸太田市瑞龍町507

山桜
樹齢不明
幹周4.5m

上の写真の右側が瑞龍中学校で昔は小野崎城だったそうです。
棚倉街道を挟んで左後ろに水戸光圀公が名付けたと伝わる白鷺神社があります。
この白鷺神社も戦国時代までは「今宮館」といういわばお城だったそうです。
また、先日掲載した瑞桜がある旧瑞龍小学校がこの先の右側にありますが、そちらも「小野館」というお城でした。
このあたり一帯を「瑞龍城砦群」というそうで、とても歴史深いところなんですね。

その白鷺神社に山桜の巨木があると聞いてやってきました。

拝殿前に来てみると見事な桜が迎えてくれました。
奥の赤く見える山桜が目当ての桜でしたが、手前の白い山桜も同じくらいの樹高で、紅白の対比が美しかったです。
赤く見えるのは花が赤いわけではなくて、葉の色です。

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撮影 2013年4月

茨城県一本桜巡りトップページ

小森明神古墳の山桜

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小森明神古墳の山桜

小森明神古墳
常陸太田市大中町字小森655

市指定史跡

山桜
樹齢不明

国道349号線、棚倉街道、里見地区です。
直径20mほどの円墳は昭和52年に発掘調査が行われて、横穴式石室からは直刀や鉄のやじりが見つかったそうです。
見事な山桜が咲いてました。
街道を彩る春の風景です。

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撮影 2011年4月

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旌桜寺跡の旗桜

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旌桜寺跡(せいおうじあと)の旗桜(はたざくら)

旌桜寺跡
常陸太田市瑞龍町2168

山桜
樹齢不明

茨城県一本桜巡りにおいて、これまでで一番貴重な桜に出会ったといっても過言ではありません。
ただでさえ非常に珍しい桜ですが、満開、青空での撮影となりました。

花びらの真ん中の雌しべが変化して小さな花びらのように突き出ています。
それがまるで旗のように見えることから旗桜というそうです。
雌しべが花びら化したものを「旗弁(きべん)」というそうです。

しかし旗が出ている花は一本の枝にひとつほどしかありません。
かなり目を凝らして探さないと見つけることができませんでした。

旗桜が有名なのは、埼玉県志木市の「長勝院旗桜」で、そちらは「世界に一つだけの新種」とされています。
しかし、どうでしょうか、品種は違うのでしょうが、茨城県常陸太田市にも歴史が秘められた見事な樹齢の旗桜があるではありませんか。

この日この旗桜を見に来てた方が他にもいました。
なんとその方は相当なる桜マニアでいらっしゃいまして、県内あらゆる一本桜を熟知されておりました。
聞けば桜を追いかけて40年だそうです・・・・
普段はデジカメでささっと撮影してますが、ここぞという時には大型のフィルムカメラで布を被ってじっくり撮影されるのだとか。

その方いわく、日本全国でみてもこれほど老木の旗桜は珍しいとのことでした。

ここの旗桜は知る人ぞ知る桜らしく、「この桜を知っているとは、君はかなりのもの好きだね?」と言われてしまいました(汗)
自分はたまたまWEB検索で見つけたのですが、これはかなりラッキーなようです。

すぐにでも天然記念物に指定して桜を守っていかなくてはならないと思います。

旌桜寺跡の旗桜には様々な伝承があるようです。
源義家(八幡太郎)が桜の旗竿を刺した場所に根付いた桜で現在のものは三代目という伝説
1631年佐竹氏がお寺を建立した際に境内の桜が見事だったことから旌桜寺とした伝説
水戸光圀がお寺の山号「白雲山」を名付け、句を詠んだとされている伝説

境内には源義家の位牌を納めたお堂があります。

こちらで出会った桜マニアの方に、この日予定していた大子町の伝説の桜「誉れ桜」への道順を伺いました。
ここで話を伺ってなければ辿り着くことはできなかった桜です。
そちらについては後日、大子編で掲載します。

一本桜巡りでのこういった出会いは一期一会。
連絡先も聞かずに、「またどこかの桜で・・・」とお別れしました。

旗を探してみてください↓

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撮影 2013年4月

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泉福寺の枝垂れ桜

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泉福寺の枝垂れ桜

医王山泉福寺
常陸太田市大中町1286

枝垂
樹齢300年
樹高20m
根周4.0m

県指定天然記念物

その昔、現在のいわき市を中心に治めていた岩城氏。
その一族である「白土馬之介」によって、菩提寺「松安寺」がこの地に建立されました。

その後ずいぶんと歴史は流れてから、徳川光圀公による「寺社改革」によって廃寺となります。

1684年、廃寺となっていた松安寺跡地に現在の日立市小木津より、同じく曹洞宗の泉福寺が移転しました。
お寺を失った住民による強い要望から引寺となったそうです。
ここでもまた水戸光圀公。
いやはや、県北の桜名所を巡っていると、かなりの頻度で光圀公に出会います。

樹齢300年の枝垂れ桜。
まるで盆栽のような美しさといわれている、茨城県を代表する名木です。
赤い橋と山門との組み合わせが絵になります。

今年は2度チャレンジしましたが、残念ながら満開タイミングでの訪問は叶いませんでした。
自宅から遠いエリアは、何度も訪れることができませんので仕方ありません。
来年こそは満開風景を狙ってみます。

泉福寺は里美地区で唯一お坊さんのいるお寺だそうです。

ところで、市町村合併によって、それまでなじみの深い村名、町名が失われていますね。
里美村。無くしてほしくなかった名前です。

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撮影 2013年4月

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小室家のヤマザクラ

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小室家のヤマザクラ

常陸太田市大菅町91

白山桜
樹齢300年
樹高20m
幹周5.2m

市指定天然記念物

茨城県内の山桜では一番との声もある一本桜です。
文字通り小室家の墓地にあります。
地元の人にとってはワラビやゼンマイ採りの旬を知らせてくれる桜と案内板にありました。

この桜のある地域、旧里美村の花には山桜が指定されていました。
この時期、村は山桜の花で彩られます。
その中でも最古木の桜がこの小室家のヤマザクラであり、昔から大切にされているのですね。

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撮影 2013年4月

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茶畑の桜

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茶畑の桜

常陸太田市大菅町

山桜
樹齢不明

小室家のヤマザクラの近くに咲く桜です。
偶然見つけました。

まだ樹齢はたいしたことがありませんが、とても絵になる一本桜だと思います。

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撮影 2013年4月

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七反の枝垂れ桜

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七反の枝垂れ桜(しちたんのしだれざくら)

常陸太田市里川町484-6

枝垂
樹齢370年
樹高11m
幹周4.75m
根周5.1m

県指定天然記念物

枝垂れ桜としては茨城県内において最大といわれている桜です。
この場所はもともと普賢院というお寺だったそうです。
昭和初期の火災の影響で幹が焼けてしまって、樹勢が衰えてしまったそうですが
近年樹木医によって樹勢回復がなされて、現在は元気に花を咲かせています。

桜の周りには水仙が植えられていて、この桜が地域の人々によって大切にされていることがわかります。

七反の枝垂れ桜は、茨城県内でも一番最後に咲く桜として有名で、桜マニアの間では、この桜が咲くと、福島県三春の滝桜が咲くといわれているそうです。

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撮影 2013年4月

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小生瀬地蔵桜

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小生瀬地蔵桜

枝垂
樹齢500年?
樹高10m
幹周3.3m

茨城県一本桜巡り
大子町の章に突入です。
袋田の滝の東側に位置する小生瀬地区。
そこに見事な樹形の一本桜があると聞いて行ってきました。

案内板によりますと、ここは昔、八竜山地福寺という広大なお寺の跡地で、竜の骨が秘蔵されたとの伝説があるそうです。
その小高い山の途中に現在は子安地蔵堂があります。
街道を見下ろすように咲く一本桜。
地蔵堂にちなんで地蔵桜と呼ばれています。

残念ながら今年2013年は花付きが悪いそうです。
太い幹は真ん中が裂けていますが、これは雷が落ちたからだそうです。

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撮影 2013年4月

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相川1175の枝垂れ桜、他3本

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相川の枝垂れ桜
大子町相川

相川1175の枝垂れ桜
樹齢250年
樹高14m
幹周4.2m

大子町相川地区には枝垂れ桜の古木が点在していて、その全てに案内板が設置されてました。
この1175番地の枝垂れ桜はその中でも老木のひとつで、その他の桜はこの子供との話もあるそうです。

今回撮影できたのは以下に掲載する相川283、相川321、相川386-1の3本です。
残念ながら、相川地区最大の1645(樹齢250年、樹高22m、幹周4.1m)は発見できませんでした。
来年リベンジします。

今年は気候の影響か花付きが悪くて絵になりません。しかしながら、地区を上げて枝垂れ桜を大切にしていく取り組みに感動しました。そのほとんどが個人のお宅にある桜です。
鑑賞マナーを守って巡りたいですね。

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相川283の枝垂れ桜
樹齢不明
樹高10m
幹周1.5m

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相川321の枝垂れ桜
樹齢不明
樹高17m
幹周2.7m

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相川386-1の枝垂れ桜
樹齢不明
樹高12m
幹周3.2m

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撮影 2013年4月

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法龍寺の山桜

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法龍寺の山桜

法龍寺
大子町上金沢寺内1684-1

山桜
樹齢不明

親鸞の孫、如信上人終焉の地として知られるお寺入口に立派な山桜の古木がありました。
境内にあるカヤの巨木は町指定天然記念物で、またイチョウの巨木も有名だそうです。


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撮影 2013年4月

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下野宮の山桜

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下野宮の山桜

大子町下野宮

山桜
樹齢不明

大子町北部、沓掛峠近くで偶然見つけた墓守桜です。
もしかしたらいくつかの種がまとまって成長して、途中で株と株がくっついた「合体木」かもしれませんが、一本桜にも見えることから撮影しました。

桜は様々なところに咲いていますが、お墓に咲く桜は、一般的に墓守桜といわれてその風情もいいものです。
お墓というと、どうしてもあまり良いイメージでとらえることが少ない場所です
写真に撮る行為すら否定される方もいらっしゃいますが
茨城百景では、むしろお墓こそ誇りの情景として、なんら気にすることなく掲載しています。

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撮影 2013年4月

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外大野の枝垂れ桜

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外大野の枝垂れ桜

大子町大字外大野1312
 
枝垂
樹齢300年
樹高20m
幹周3.5m

県指定天然記念物

大子町の大御所、水戸光圀公お手植えの桜として伝わる、別名、下大倉の桜です。
今年は二度訪問しました。
一度目は曇りの三分咲き、二度目は晴れの七分咲き。

天然記念物だけあって見事な風格です。

地域の方々が来訪者をおもてなしされているようでした。


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最後の写真、突然のどしゃ降りを撮影しました。

撮影 2013年4月

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田野沢の枝垂れ桜

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田野沢の枝垂れ桜

大子町田野沢700

枝垂
樹齢不明
樹高10m
幹周3m

県道159号線沿いの民家の一本桜です。
蔵との組み合わせがすばらしいロケーションでした。

桜撮影においてもっとも難しい天候が、強い明るさの曇りです。
純光逆光関係なしに、露出をプラス補正しないと桜が黒くなってしまいます。
しかし桜に露出を合わせると空が光ってしまうという状況で、思ったように撮影できません。
せめて青空でないにしても、太陽の光でもさしていれば逆光でもあれこれ撮れるのですが。

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撮影 2013年4月

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芦野倉の桜

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芦野倉の桜

大子町芦野倉

樹齢不明

相川地区に向かう途中で見つけた一本桜です。
それなりに大きな桜でしたので撮影しました。
桜の下には祠があるようです。
近くで農作業をされてる方にお聞きしましたが、名前はわかりませんでしたので地名で呼びます。

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撮影 2013年4月

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上岡の江戸彼岸桜

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上岡の江戸彼岸桜(うわおかのえどひがんざくら)

大子町上岡364

江戸彼岸
樹齢300年
樹高27m
幹周3.2m

別名、橋本家の桜

大子町を代表する桜のひとつ、上岡小学校の近くの有名な江戸彼岸です。
支柱もなく樹勢もすばらしいです。
墓守桜と呼んでもいいでしょうか。

この日の天候は晴れたり曇ったり、雨が降ったりでした。
まさに里山の一本桜といったロケーションで。一度青空で撮影してみたいです。

すぐ隣には上岡の枝垂れ桜(永瀬家の桜)がありまして、そちらと一対で語られることが多いです。

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撮影 2013年4月

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上岡の枝垂れ桜

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上岡の枝垂れ桜

大子町上岡364

枝垂
樹齢300年
樹高16m
幹周4.6m

別名、永瀬家の桜

大子町の枝垂れ桜の中で一番の巨木とされる上岡の枝垂れ桜です。
すぐ隣には前回掲載した上岡の江戸彼岸桜があります。

眺める方向によって大きく姿を変える桜です。
樹齢、樹高、幹周と一級の一本桜で、満開というタイミング。その迫力に息をのみました。
こうなると天候が曇りだったことが残念でなりません。
朝陽か夕陽で劇的な情景を撮影してみたいです。
桜の下にはかわいらしいお地蔵様。
時折風が吹いて、お地蔵様の上を花びらが舞っていました。

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撮影 2013年4月

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誉れ桜(箕輪の桜)への道のり

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袋田の滝で有名な茨城県大子町。
JR水郡線袋田駅の西側、久慈川の向こうには箕輪山という山があります。
その山の頂上付近にある伝説の山桜が「箕輪の桜」、通称「誉れ桜」です。

現在樹齢600年といわれている巨木で、間違いなく大子町最古の桜です。

樹齢500年を超えたとされる明治時代に、「誉れ桜」の名を頂いたと伝わっているそうです。
情報が少ない桜でもありまして、4月になるまでその存在を知りませんでした。

大子町には有名な一本桜が数多く点在してます。
やはり見た目にも華やかな桜が人気です。

しかし、自分はこういったある意味マニアックな一本桜が大好きです。
そんな凄い桜があるならば是非ともこの目で見たい、そして撮影したいと思ってました。

しかしこの誉れ桜。とんでもなくわかりにくい場所にあります。
おそらくなんの情報もなしでは辿り着くことができないと思います。

この日自分は、常陸太田市の「旗桜」撮影時にお会いした桜マニアの方に、詳しく誉れ桜への行き方を聞いておりました。あの偶然の出会いがなければ、途中で断念していたと思います。

当ブログは県内の一本桜全掲載を目標としてます。
地域に眠る名木をオープンにすることで、茨城にもこんなにすばらしい桜があるということを、ひとりでも多くの方に知っていただきたいという思いがあります。

そのような理由から、今回、誉れ桜への道のりを記事にしておきたいと思います。
よほどもの好きな方でないと役に立たない記事かもしれませんが(笑)

※誉れ桜は個人所有の山にありますので、マナーある登山が大前提です。

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A地点が誉れ桜の位置です。
袋田駅から久慈川を渡って箕輪山へ伸びる林道を進みます。

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車は逆を向いていますが、矢印を参考にご覧ください。
こんな感じの林道です。大きな段差はありませんので、普通車でも容易に上っていけます。

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駐車スペースはここぐらいしかありませんでした。

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駐車スペースの目印はこの「秀明水」です。
とても冷たくておいしかったです♪

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秀明水付近からは歩いて向かいます。
カーブの先から山に入ります。
ここで入らないと、この先には箕輪観音堂と、そのさらに先の個人宅で行き止まりとなります。

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矢印のように進みます。
個人所有の土地ですので、余計なところに入らずに、マナーを守って進みましょう。

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家が見えてきます。

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この家の右側を入ります。
人が住んでいる様子はありませんでした。

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一年経ってしまうと枯れて景色が変わるとは思いますが、このように進みます。

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振り返ってみるとこんな感じです。奥に見えるのがさきほどの家。

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ここまで来ればあと少しです。

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巨大な木が姿を現しました!

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撮影 2013年4月

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誉れ桜(箕輪の山桜)

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誉れ桜(箕輪の山桜)

大子町箕輪1123-1

山桜
樹齢600年
樹高15m
幹周4.3m
根周5.2m

大子町最古の桜にして、誉れ桜(ほまれざくら)という名がついた伝説の一本。
その場所はJR水郡線袋田駅の西側にある箕輪山の中であり、林道は道幅が狭く、多少の登山が必要です。
よって簡単に見ることはできません。
だからこそ、貴重な名木と言えます。

近くには水戸光圀公ゆかりの清水「秀明水」が飲めるポイントもあります。

残念ながらちょっと早かったようで一分咲きでした。

まるで何本もの木が一体となったような幹。
真っ直ぐと上に伸びて花を咲かせてます。

隣の桜は満開でした。
この日は青空でちょうど太陽が照りつけていたことから、逆光で撮影が難しい状況でした。
来年チャンスがあれば、満開を狙ってみたいです♪

前回、誉れ桜までの道のりを記事にしました。

全国の桜マニアの方がこの記事に辿り着いてくれることを願ってます。

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撮影 2013年4月

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